Thunderbird を前のメジャーバージョンからアップデート (例: 2.0 から 3.0) すると、設定変更ガイドのタブが表示されます。加えて、マイナーバージョンをアップデート (例:3.0.3 から 3.0.4) すると、"新着情報" タブが現れます。
複数のユーザが、これらのタブが開いたままになることを報告しています。この記事では、いくつかの考えられる解決方法と回避方法について解説します。
2 つの異なるバージョンの Thunderbird を同じプロファイルで動作させている場合
2 つの異なるバージョンの Thunderbird から同じプロファイルへアクセスしていると、Thunderbird を起動するたびに "新着情報" タブが表示されます。
考えられる解決方法: 両方の Thunderbird を同じバージョンにアップデートしてください。
Thunderbird 内で拡張機能が衝突を起こしている
考えられる解決方法: Thunderbird のトラブルシューティングモード で起動してみてください。それで解決する場合は、拡張機能が問題の原因になっています。 Thunderbird のメニューから を選択し、原因になっていると思われる拡張機能を無効化するか、削除してください。
初期設定がオーバーライドされている
個別設定のための user.js ファイルを使用している場合に、この問題が起こることがあります。このファイルに不要な設定が含まれていると、Thunderbird が、毎回新しいバージョンで起動していると考えてしまいます。
考えられる解決方法:
- Thunderbird を終了します。
- プロファイルディレクトリへ移動します (Thunderbird のプロファイル 参照)。
- user.js ファイルをテキストエディタなどで開いてください。
- user.js ファイルに次のエントリがないか調べてください ("x" と "y" は、バージョンを表す数字または英数字の列です):
user_pref("mailnews.ui.threadpane.version", "x");
user_pref("mailnews.start_page_override.mstone", "y");
どちらか、あるいは両方のエントリが存在する場合は、それらを削除してファイルを保存します。これで問題が解決するでしょう。