Persona を使ってログインする

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2016 年 11 月 30 日に、persona.org サービスのサポートが終了しシャットダウンされました。persona.org および関連するドメインのサイトは 2016 年末までにオフラインになります。

Persona を使った初めてのログイン

Persona について他の方法と異なる点の一つは、メールプロバイダが Persona をサポートしている場合、新しいアカウントを作成する必要がないことです。単に、既存のメールアドレスを使うだけで良いのです。すなわち、"ログイン" する前に "アカウント登録" する必要が無いのです。

たとえ以前に Persona を使ったことがなくても、Persona をサポートしている Web サイト上の ログイン ボタンをクリックして Persona を使いを始めることができます。Web サイトによっては、Persona のボタン を使っているかもしれませんし、メールアドレスでログイン または Persona でログイン と表示されているかもしれません。これらのボタンは、サイトによって異なるブランドや表現を使うことができます。

例えば、これは、Mozilla Developer Network のバナーです:

persona-signin-mdn

これは、Voost です:

persona-signin-voost

これは、Persona のデモサイト 123done です:

persona-signin-123done

ボタンをクリックすると Persona のポップアップウィンドウウインドウ が開き、使用するメールアドレスを尋ねられます。メールアドレスは、あなたが所有するどのメールアドレスでも使うことができます。選んだメールアドレスは、このサイトであなたを識別するための情報として使用されます。

persona-initial-signin-dialog

次のステップは、メールプロバイダに依存します。いくつかのプロバイダは Persona 向けに強化されたサポートを提供する一方で、他のプロバイダは Persona のサービスにユーザの扱いを任せています。

ご利用のプロバイダが Persona 向けに強化されたサポートを提供しているかどうかを調べる必要はありません: ブラウザが、あなたの選んだメールアドレスを基にして調べます。

メールプロバイダが Persona 向けに強化されたサポートを提供していない場合

メールプロバイダが Persona 向けに強化されたサポートを提供しておらず、かつ Persona を以前に一度も使ったことがない場合、Persona で使用する 新しいパスワード を尋ねられます。あなたの選んだパスワードを入力すると、Persona で使用するメールアドレス宛に Persona から確認のメールが送信され、そのメール内のリンクをクリックするように求められます。メールを確認して、そのメール内のリンクをクリックしてください。リンクをクリックすることにより、入力したメールアドレスをあなたが所有しており、あなただけがそのメールの受信箱にアクセスできることが確認されます。

メールアドレスが確認されたら、元の Web サイトに戻ってログインしてください。そのサイトに初めてログインする場合は、登録を完了するために、住所や年齢など追加の情報を尋ねられることがあります。

ようやく、Mozilla Persona サービスを用いてアカウントを作ることができました。Mozilla は、このサービスをまだ Persona 向けに強化されたサポートを提供していないメールプロバイダを使用している人々に提供しています。このサービスには、どのプロバイダでも、いくつでもメールアドレスを追加することができます。Persona を利用しているサイトではどこでも、これが唯一必要なパスワードになります。Persona の Web サイト で、あなたのアカウントを管理できます。

Mozilla Persona サービスと共有される情報は、このパスワードだけです。アカウントに付随したメールアドレスをあなたが所有しているということを Mozilla Persona に証明したので、そのうちの一つのメールアドレスを使って Web サイトにログインする時はいつも、Mozilla はそれがあなたであることを保証できます。ログインを試みる時は、Mozilla は、ブラウザに発行させた信頼情報を Web サイトに提示することにより、これを保証します。

ブラウザは、この信頼情報を自動的に一定期間保存するので、Web サイトにログインする時に毎回パスワードを入力する必要はありません。

メールプロバイダが Persona 向けに強化されたサポートを提供している場合

メールプロバイダが Persona 向けに強化されたサポートを提供している場合、プロセスは一段と容易になります。ブラウザは、あなたが Persona で使用するメールアドレスを所有していることをメールプロバイダに確認します:

  • Web メールのサイトに既にログインしている場合 (例えば、いつも Gmail にログインしたままの時に該当します)、パスワードを全く尋ねることなく Web サイトにログインできます。
  • そうでなければ、ブラウザがメールアカウントへのログインを求めます。その後、元の Web サイトに自動的にログインします。

繰り返しになりますが、特定の Web サイトに初めてログインする場合、登録を完了する際に、その Web サイトが住所や年齢など追加の情報の入力を求めることがあります。

Persona ログイン状態の記憶

Persona を使ってログインする時に、以下のようなダイアログが表示されるかもしれません:

persona-remember-you-dialog

1ヶ月 をクリックすると、ブラウザは Persona の信頼情報データを一ヶ月間保存します。これにより、一ヶ月間はパスワードを入力せずに Persona が有効なサイトにログインできます。もちろん、これはあなたのコンピュータのそばにいる他の誰でも、あなたのアカウントでログインできることを意味します。あなたがそのコンピュータを使用する唯一の人であるか、あるいはその人を信用している場合に限り、このオプションを選択してください。

そうでなければ、このセッションのみ を選択してください。これにより、ブラウザが約一時間、Persona の信頼情報データを保存します。約一時間が過ぎると、再びパスワードの入力を求められます。

他の誰かがこのブラウザからログインする時に必ずパスワードが求められるようにするには、Persona を使ってログアウトする ためのガイドを参照してください。

以下の人々がこの記事の執筆を手伝ってくれました:

Illustration of hands

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