用語集

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  • リビジョン ID: 3650
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  • 作成者: marsf
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この用語集で定義される用語、またはプライバシーやセキュリティについての技術的な記述は、すべて正しい記述として信頼できるものではありません。


用語集

Cookie: Web サイトによってあなたのコンピュータに保存される小さな情報。Cookie を利用するサイトを訪れると、そのサイトはあなたのコンピュータに 1 つまたは複数の Cookie を置くように Firefox に要求します。 あとで再びそのサイトを訪れた場合、Firefox はそのサイトの Cookie を送信します。 Cookie を使用することで、買い物かごの中身などの情報を Web サイトが記憶できます。 どの Cookie が使用され、どの程度の情報を Web サイトに保存させるか、Cookie のオプションを指定することができます。

FIPS PUBS 140-1: 暗号化モジュール (データの暗号化と復号、または他の暗号処理 (デジタル署名の作成や確認など) をするハードウェアやソフトウェア) を実装するためのアメリカ合衆国政府の標準規格 (Federal Information Processing Standards Publications)。 アメリカ合衆国政府に対して売られる多くの製品は FIPS 規格のいずれかに従わなければなりません。

FTP (File Transfer Protocol): ネットワーク上で、あるコンピュータから別のコンピュータへファイルを転送するための通信規約。 Firefox は FTP を使ってファイルを取得できます。

HTML (Hypertext Markup Language): Web ページに利用されているドキュメント形式。 HTML 標準はタグやコードを定義し、Web ページを構成する文章のレイアウト、フォント、スタイル、画像などの要素を定義するために使用されます。

IP アドレス (Internet protocol アドレス): TCP/IP ネットワーク上のコンピュータのアドレス。インターネット上のすべてのコンピュータは IP アドレスを持っています。クライアント は、固定 IP アドレスか、ネットワークに接続するたびに動的に割り振られる IP アドレスのどちらかを持っています。

Java: Sun Microsystems によって開発されたプログラミング言語。 単一の Java プログラムは多くの異なるコンピュータ上で実行できるため、プログラマは各種のコンピュータのために個別のバージョンを作成する必要がなくなります。 Java がインストールされていると、Firefox は Java プログラム (アプレットとも呼ばれます) を自動的にダウンロードして実行します。

JavaScript: Web ページを構築するために一般的に用いられるスクリプト言語。 プログラマは Web ページをより対話的にするために JavaScript を利用します。 例えば、状況に応じてフォームやボタンを検証することによく利用されます。 JavaScript は Java とともに利用できますが、これらは技術的に異なる言語です。 JavaScript は Java がなくても正常に動作します。

PKCS #11: スマートカードなどのセキュリティデバイスに適用される公開鍵暗号方式規格 (The public-key cryptography standard)。

SSL (Secure Sockets Layer): 認証され暗号化された接続を確立するために、クライアントサーバ 間の相互認証をする通信規約。 SSL は TCP/IP の上位層に構築され、HTTP, LDAP, IMAP, NNTP, その他のネットワークプロトコルより下位層で実行されます。 IETF (Internet Engineering Task Force) の新しい規格である TLS (Transport Layer Security) は、SSL を基にしています。 認証暗号化 も参照してください。

TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol): 様々なオペレーティングシステムを実行しているコンピュータを接続するための Unix 通信規約。 TCP/IP は最も重要なインターネットプロトコルであり、国際標準となっています。

TLS: SSL(Secure Sockets Layer) を参照してください。

URL (Uniform Resource Locator): Web 上のファイルやその他のデータの所在を示す標準化されたアドレス (例: http://www.mozilla.org)。 ロケーションバーに URL を入力して Web ページへアクセスできます。 URL は他の Web ページを開くための Web ページ上のリンクとしても利用されます。 また、インターネットアドレスや Web アドレスとしても知られています。

Web サイト: 1 つの企業や組織、または個人によって管理され、ハイパーリンクによってリンクされた 関連する Web ページの集まり。Web サイトにはテキスト、画像、オーディオ、ビデオファイルや 他の Web サイトへのリンクなどが含まれます。

Web ページ: 固有のアドレスまたは URL により指定される World Wide Web 上の文書。 Web ページ内には、テキスト、ハイパーリンク、画像などが含まれます。

World Wide Web: (Firefox などの) Web ブラウザと呼ばれる クライアント に表示され、Web サーバ に保存された Web ページ からなるインターネットの一部。Web としても知られています。

XML (Extensible Markup Language): データ記述のためのオープン規格。 HTML とは異なり、XML では Web ページの開発者が特殊なタグを定義することができます。 詳しくは W3C のドキュメント (XML (Extensible Markup Language)) を参照してください。

暗号化: 情報の意味を隠蔽するためにスクランブルをかける処理。 例えば、コンピュータ間の暗号化された接続は、そこを流れる情報の 復号 や第三者による解読を非常に困難にします。 暗号化された情報は、適切なキーを所有する人のみが復号できます。

暗号法: 情報にスクランブル (暗号化) をかけたり、それを元に戻す (復号) 技術や手法。 例えば、暗号化技術は商業用 Web サイトと Firefox との間を流れる情報の暗号化に利用されます。

安全なサイト: 他の悪意のあるインターネットユーザによって送信されたデータが見られるのを防ぐために、Firefox との接続を 暗号化 するサイト。 安全なサイトを訪れると、ステータスバー に錠アイコンを表示し、ロケーションバー のアイコンの色が変わります。 さらに、(悪意のあるサイトがあなたのデータを盗むのを防ぐため) ステータスバーにサイトのドメイン名を表示します。

安全な接続: 安全な接続を行うと、サーバとローカルブラウザ間の通信データが暗号化されます。暗号には様々なプロトコル (例えば SSL) とそれぞれに異なる強度 (256 ビット、1024 ビットなど) があります。一般的にはビット数の多いほうが安全です。暗号化安全なサイト暗号法 を参照してください。

インターネット: TCP/IP のような標準プロトコルを使用し、数多くのコンピュータがお互いに通信する世界規模のネットワーク。 初めは 1969 年にアメリカ軍のために開発されましたが、現在のインターネットは、教育・研究機関が参加し、1990 年代後半には数多くの企業、組織、個人が参加することによって成長してきました。 今日では、メール、World Wide Web の閲覧、インスタントメッセージ、メーリングリスト、ユーザグループ、その他の多くの目的で利用されています。

キャッシュ: コンピュータのハードディスクやメモリー (RAM) 上に保存された Web ページのコピーの集まり。 Firefox は、あなたが Web を閲覧する際に Web ページのコピーを収集します。 リンクをクリックしたときや URL を入力したときにキャッシュがその Web ページのコピーを持っている場合、キャッシュされたコピーと元のページが比較されます。 もし両者に違いがなければ、元のページを取り込まずにそのキャッシュを利用し、処理やダウンロードにかかる時間を節約します。

クライアント: サーバ に要求を送信したりサーバからの情報を受信したりする (インターネットブラウザなどの) ソフトウェア。通常、サーバは別のコンピュータ上で実行されています。 クライアントソフトウェアを実行しているコンピュータも、クライアントといいます。

検索エンジン: World Wide Web からユーザが探したい情報を検索する Web ベースのプログラムアプリケーション。 検索エンジンは Web 文書の全文やキーワードリストを検索します。 また、検索のために Web 文書を調べ、それらに手作業で索引をつける司書を利用することがあります。 一般的には、検索ボックスに単語か文を入力すると、検索エンジンは関連するリンクを表示します。

サーバ: 別のコンピュータで実行されている クライアント からの要求を受信し、それに応じて情報を送信する (Web ページの提供などをする) ソフトウェア。 サーバソフトウェアを実行しているコンピュータも、サーバといいます。

証明書: ID カードをデジタル化したもの。証明書には個人の名前、会社、その他の団体名などが明記され、証明書に含まれる公開鍵がそれに属するものであることを保証します。 メッセージや他のデータに対してデジタル署名を行う場合、証明書に含まれる公開鍵に対応する秘密鍵が使われます。

ステータスバー: Firefox ウィンドウウインドウ の下部に表示されるツールバー。 右側にステータスアイコンを表示します。

デジタル ID: 証明書 を参照してください。

ナビゲーションツールバー: 戻る ボタンや 進む ボタンのある Firefox ウィンドウウインドウ 最上部のツールバー。

認証: パスワードや証明書、個人識別番号 (PIN)、その他の情報を使用して コンピュータネットワーク上で身元の確認をすること。

パスワードマネージャ: 入力したユーザ名やパスワードを忘れないようにハードディスクに保存する Firefox の機能。 そのような情報を保存したサイトを訪れた場合、それらの情報を自動的に入力します。

秘密鍵: 公開鍵暗号方式で使用されるペアの鍵の 1 つ。 秘密鍵は秘密にされ、対応する公開鍵で暗号化されたデータを復号するときに使用されます。

フィード: 他の Web ページへのリンク一覧を含む XML Web ページ。 特別なプログラムアプリケーションは、リンクからヘッドライン一覧を作成するためにフィードを読むことができます。 また、フィードが変更されると一覧を自動的に更新します。 ニュースサイトは最新のヘッドラインをすばやく発行するためにフィードを使用します。 個人のオンライン日記などでは、訪問者に新しい記事を通知するためによく使われます。 ライブブックマーク も参照してください。

復号: 暗号化されたデータを元に戻す処理。 暗号化 も参照してください。

ブックマーク: 保存された URL (Web ページアドレス)。 ブックマークツールバーにあるブックマークアイコンをクリックするか、ブックマークメニューから該当のブックマーク名を選択して簡単に Web ページを開くことができます。

ブックマークツールバー: ロケーションバーのすぐ下に表示される、カスタマイズ可能なツールバー。 追加や削除が可能な、あなたのお気に入りのブックマーク (またはブックマークを集めたフォルダ) のボタンがあります。

プラグイン: プラグインはオーディオやビデオクリップの再生などの新しい機能を Firefox に追加します。 他の形式のヘルパーアプリケーションと違い、一般的なプラグインは Firefox 内部にプラグイン自身を開きます。 例えば、オーディオプラグインは Web ページやメールに含まれたオーディオファイルを聴けるようにします。 Adobe Flash Player と Java は、どちらもプラグインアプリケーションの例として挙げられます。

プロキシ: 他のクライアントに代わって要求をするために "橋渡しをする" 仲介役のプログラム。 プロキシは サーバクライアント の両方の役割を担います。

ホームページ: Firefox を起動したときや ホーム ボタンをクリックしたときに表示されるページ。 Web サイトのメインページを指す場合にも使用されます。

マスターパスワード: 保存されたパスワードや他の個人的なデータを保護するためのパスワード。 この保護されたデータを利用する場合、マスターパスワードを入力するように要求されます。 複数のセキュリティーデバイスを持っているときは、それぞれに個別のマスターパスワードを必要とします。

ライブブックマーク: フィード のリンクを含むフォルダとして動作する特殊なブックマーク。 ライブブックマークを作成するには、フィードを使用するサイトを訪れ、ロケーションバーに現れるライブブックマークアイコンをクリックし、利用したいフィード (RSS や Atom) を選択してください。

ロケーションバー: URL や検索したい用語を入力するための、Firefox ウィンドウウインドウ 上部にあるフィールドとそれに関連するボタン。