JavaScript にクリップボードへのアクセスを許可する

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Web サイトの中には、ご使用のシステムのクリップボードのコピー&ペースト機能へアクセスさせることで、より便利になるものがあります。例えば、次のような Web サイトです:

  • リッチテキストエディタを使用する Web サイト (Web メールやブログサイトなど)。
  • 役立つ情報 (テキストのサンプルや画像など) を、ユーザの操作によってクリップボードへコピーする Web サイト。

この記事では、特定の Web サイトにシステムのクリップボードへのアクセスを許可する方法と、このことが原因で起こるセキュリティとプライバシーの問題について解説します。


意図しないクリップボードへのアクセスによる問題

Web サイトが JavaScript を使用してシステムのクリップボードを使用できるときに起こりうる問題には、いくつかの種類があります:

  • Web サイトがクリップボード内のデータを消去して、以前にクリップボードへコピーした重要なデータを失ってしまうことがあります。
  • Web サイトがクリップボード内のデータを書き換えて、書き換えられる前の貼り付けようとしていたデータの代わりに、違うデータが貼り付けられてしまうことがあります。
  • Web サイトがクリップボード内のデータを読み取り、悪意のある目的で使用したり、ユーザの知らないうちに第三者に送信したりします。

このため、絶対的に信頼している Web サイトにだけ、クリップボードへのアクセスを許可してください。


Web サイトにクリップボードへのアクセスを許可する

Firefox にはそのような機能はありません。その他にサードパーティ製の役立つ Firefox 拡張があるかもしれません。拡張機能の検索やインストールについての詳しい情報は、アドオンをインストールして Firefox に機能を追加する の記事をご覧ください。




Granting JavaScript access to the clipboard (mozillaZine KB)からの情報によります。

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